アイスクリームコーンキャッチ!

先日の試合、センターフライをこんな感じでキャッチしました。でもその後、落球してしまい3塁ランナーがタッチアップして得点を許してしまいました。審判は捕球を認めてくれたので判定はアウト。

2013-06-25cosmoこうやってキャッチすることをメジャーリーグではコーンキャッチ(アイスクリームコーンキャッチ)といいます。

アイスクリームコーンのように見えるからだそうです。子どもでも親しめる言葉ですね。日本ではそんな言い方はしません。「最短距離で落下点にいっていないだけだ」、「最初の1歩目が速ければ普通に捕れた」などと言われるだけでしょう。特に用語があるわけでもない。

アメリカでは野球をすることを「Play Game」といいます。訳は「楽しく試合をする」に近いそうです。
日本では「戦場」、「戦い」だ。高校野球監督の10%が「体罰は必要」と言っています。ミスをすれば怒鳴られ、試合が終わればノックの嵐。肉体は悲鳴を上げ、野球のことを考える余裕もなく耐え抜いた者だけが生き残る。

「お父さんみたいに野球がうまくなりたい」と始めた野球だったはずが「野球はもう嫌い、恐い。才能がなかった。」といってやめていく。耐え抜いて生き残った者がやがて大人になり、同じように「勝利至上主義」、「気合・根性論」で少年に野球を教える。。。

「アイスクリームコーンキャッチ」は「楽しむ」からこそ生まれた言葉でしょう。なので日本ではそんな言葉は生まれません。

「楽しむ」から最大のパフォーマンスを発揮する。
「楽しんでいる」から観客も見ていて楽しい。