「魔球」

「魔球」
著者:東野圭吾

2013-09-06touno知人にすすめられ買わされました。刊行は1991年と古い。

舞台は昭和39年春の選抜高校野球大会、九回裏二死満塁。主人公である開陽高校のエース須田武志が「魔球」を投げるシーンで始まる。。。

残念ながら実話ではない。野球ミステリーの中で高校野球を扱った作品は珍しい。推理小説ともあって高校野球球児が次々と殺されていく。。。こんなの実話だったらたまったモンじゃない。

二十年に一人の逸材と将来を有望視されていたエース須田武志。彼の豪速球を唯一捕球することができた捕手(主将):北岡明。須田武志なくしては甲子園出場など叶わないことは百も承知していた北岡明。

須田は「全員野球など弱者の言い訳にすぎない!」と肩の故障をひた隠しマウンドに立つ。。。

プライドもないチームメイトたち一人一人の意見を尊重しようとする北岡。。。

しかし4月10日の朝、北岡明が殺害されてしまう。容疑者として浮かび上がったのは須田武志。その後、なんと須田武志も刺殺死体となって発見されてしまう。。。結末はいかに。。。

さぁ!あしたはプレーボールだ!
戦うべき敵はそのすぐ向こうで待っている!

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